ジャパンタイムスに
子供を中学校に入れる親の心配の種、
「部活」についての記事があった。
外国人の親は、子供が中学になると
部活のことで色々悩むとあった。
部活では力の上下関係を学び、
完璧を目指し、練習しすぎるほどする。
“I think bukatsu has the potential to teach children a lot of things, but a lot of this is lost in over-practice, the desire for perfection and in power relationships,” she says.
・・・とある。
子供が中学に入ってから、それまで
週末は家族の時間だったのに、
家族で行動できなくなったと嘆く親も少なくない。
その反面、スポーツで時間を費やすことは、
非行を阻止し、スマホやゲーム、テレビの前で時間を過ごすより
よいということで、賞賛する親もいる。
我が家の場合。息子が中2の時、日本の部活に初めて入部し
苦い経験をした。
娘は中学に入り、運動部に入りたかったのだが、練習の厳しさや
クラブの雰囲気、その他を考慮して文化部に入部した。
入ってよかったと言っている。
それでも、運動は好きだし、やりたいらしい。
昔やっていたバレエや新体操、バスケにも興味が
ある。どこかで習わせてやりたいと思う。
厳しい先生だと、上達するかもしれないが、
怒鳴りながら教られ、涙しながら教わる
なんてところに通わせようという気には全くなれない。
どのスポーツをとっても、ただ単純に楽しんでやれるものがない。
結局、中学校同士の競争になってしまい、プレッシャーとかストレスを抱えて
続けなければならない。その上、土日返上で練習練習だ。
それが、中3の夏休みになると、突然それが止まる。
日本の中学校の部活、何かアンバランスだ。
スポーツは好きだからこそ一生懸命打ち込めるのである。
1年やそこらの年齢差だけで、誰が先輩だ後輩だ、上だ下だ
余計なことに気を回すという無駄な時間とエネルギーを使うことはやめ、
そのスポーツが好きなもの同士が、皆一緒になって楽しめる、そんな環境を作って
いけないものだろうか?