2014年12月13日土曜日

発表会と発音について

やっと何とか全ての脚本が仕上がった。
以前使ったものも使用したが、今年は
初めての子供たちも入れて、5つの劇。

赤ずきん8名
ありときりぎりす8名
おにぎりころりん15名
プリンセスプリンセス9名
ロックラップクラドーヨー8名

プラス、各劇のナレーター、MC

はたしてうまくいくか?!

一番の問題は声である。
もともと声が小さく、大きな声がでない
子供もいるが、その前に
日本語という大きな壁がある。

以前にも書いたかもしれないが
日本語はそんなに口を動かさなくても
話すことができる。だから日本人は
英語を話すときも、なるべく口を動かさずに
話そうとする傾向がある。
口を動かさないと声も小さくなりがち。
よく、ぼそぼそしゃべって何を言っているか
わからない大人がいるが、
大人になるにしたがってこの傾向は強くなる。

中学生くらいになると「恥ずかしい」が加わるので
ちゃんとした発音を教えるのが一番難しい。

かと言って、日本語を変えなければいけない
と言っているのではない。
口を動かさずに静かにしゃべる言葉だから
しかたがない。

しかし、語学を学ぶ際には少し弊害となる。

口を動かさないと、
英語を話す際に、口の中の使わない筋肉が発達
しない。したがって、日本語にはない発音
TH, L, R, A等の
上達が非常に遅い。

日本人の英語の発音上達が遅いのは
口を動かさないから。

発表会の練習の際も、はっきり大きな声で
指導するのだが、子供たちが聞いた音を
「ぐしゃぐしゃ~~~っ」とした日本語じみた音に
して「こそこそっ」と言ってしまうのが
一番惜しい。

反面、小さな子供は日本語でも大きな声ではっきり言う。
この大切な芽をつぶしてはならないと思う。

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English Fun Party

 3月31日、4年ぶりにパーティを開きました!! 英語を使ったチャンツ、詩の朗読、劇、歌、手遊びなど、みんなで楽しむことができたと思います。 来年に向けて反省点はたくさんありますが、演じる人も見る人も楽しいパーティにできたらと思います。