2016年6月23日木曜日

現在完了

中学生に現在完了を教える。

He has been to Tokyo.

He has gone to Tokyo.

何が違うか?

上は東京に行ったことがある。

下は東京に行ってしまった。

上は経験、下は完了。


なんてややこしいんだ!

学校で「行く」は 「go」 と習う。

なのに、なぜbeenで「行ったことがある」
なのか。

もともと、been という単語が曲者。

beは存在をあらわす。つまり、
上は「東京にいた」と言ったほうが
正解といえる。

しかし、日本語ではどうしても
「行く」という言葉を伴ったほうが
しっくりいくため、「行ったことがある」に
なってしまう。

I have been there.
など、完全に「そこにいました。」
という感覚。

I've been there, and I've done that.
は、よく使う言い回し。
同じような経験をした時に
使う言葉。

これはイメージで捉えるのが一番。

been はそこにいる様子。
go は「行く」という行為。



2016年6月11日土曜日

しばしば

先日小学校上級生に
頻度を教えていた。

always
often
usually
sometimes
never

その際、oftenの意味がわかるかどうか
子供たちに聞いた。
誰も応えなかったので、
すかさず夫が
「しばしば」と日本語で教えた時
ふと疑問に思った。

oftenは、わたしが中学の頃から
「しばしば」と教えている。
しかし、
こんなにしょっちゅう使うことばなのに
日本語で
「しばしば」なんて言葉はほとんど使わない。

「しょっちゅう」「よく」 等の方が、頻度は高い。

なぜこの会話では死語のような
「しばしば」をoftenの最初の訳として
使うのか、意味不明。

日本語から英語に訳す文章では
よく「よく」が使われ
「しばしば」なんてあまり見ない。

中学校の英語の教科書、
もう一度全ての訳を見直して
欲しい。そしてもっと会話で使われる
日本語に置き換えて欲しい。

2016年6月7日火曜日

Silver Anniversary

今日はわたしと夫の銀婚式。

上板町にあるさくら並木レストランに予約を入れ
2人のためにディナーを用意してもらった。
約束の時間に現れると、机の上には
すきやき風料理と手作りのお豆腐。
その後次々に料理が運ばれた。
綺麗に盛り付けられたお刺身、
お魚とナスのフライ
はもにイカ墨ソース、
鮎の姿焼き等、どれも品のよい味。
最後にタワーのようなデザートと
コーヒー。桜並木さんに感謝。














25年前を振り返るべく、
最近実家を整理していて見つけた
結婚式にいただいたカードを持参した。
一つ一つ読み返しながら、
ああ、色んな人が来てくれたんだね。
思い出にふけりながら色々語り合った。
最後にわたしも午前中に
必死で作ったカードを夫に渡した。
以下、カードに書いた内容。

「夫へ
結婚当時はまだまだ精神的に
未成熟で、たくさんミスをしたけれど
最終的には息子は成長して
人生を楽しんでいるし、
娘もそのうちきっと素敵な
大人にに成長するだろう。

自分の両親が病気の時は
日本にいて世話もできないまま
亡くなってしまったのに、
わたしの両親が病気の時は
そばにいて
介護してくれたことには
感謝しています。

そして、
いつも当たり前の存在みたいに
扱っているけれど、
これまでわたしにしてくれた
様々な貢献に深く感謝します。

良い夫、良い父親でいてくれて
ありがとう。」

 
 2人だけでおいしいものを食べたので
家で一人でいる娘にも
同じデザートを作ってもらった。
超喜んでくれました。















夫婦がうまくいく秘訣は
やっぱりお互いに
感謝を口にすることだなと
つくづく思います。

2016年6月4日土曜日

目を合わせない文化

わたしがアメリカで一番慣れにくかったのが
人と目を合わせること。

合わせてもすぐそらす癖があったため、
どうしてもじっと見ていることができなかった。

それでも徐々に慣れてきたが、
知らない人、すれ違いの人と
目を合わせてあいさつするのは
なかなか難しかった。

何がそうさせているのかわからない。
とにかく、目を合わせるのが億劫だった。

反対に夫は

道ですれ違う人
目につく人と目を合わせようとする。
そしてあいさつをしようとする。
わたしは、「あ~やめて~」
と心の中で叫ぶが、まるで
取り付かれたかのように
習慣として
そうするのだ。
そうしないほうがおかしい、失礼と
思っているのだ。

まる反対の文化の違いとは
このことだ。

日本では見知らぬ人と目を合わせようとしたり
じっと見るだけだと、「ガンつけられた」とか
否定的にとる、とられることが多い。

そして目をそらすのは当然のことなのだ。

しかし文化の違う国に行き、
自国の習慣が失礼にあたると、
自分の国で当然としていたことがなぜなのか、
また、なぜそのような感情が生まれるのか
考えてしまう。

つまり、

他国に行くことは、自分の国の習慣や
文化を知ることになる。

英語の生徒たちが皆、色々な違う文化に触れ、
自分達の文化について疑問を持ち
よいところは伸ばし、悪いところは排除して
ますますよい国になってくれるといいなと
いつも願っています。


English Fun Party

 3月31日、4年ぶりにパーティを開きました!! 英語を使ったチャンツ、詩の朗読、劇、歌、手遊びなど、みんなで楽しむことができたと思います。 来年に向けて反省点はたくさんありますが、演じる人も見る人も楽しいパーティにできたらと思います。