まだ今月2度目のブログなんて情けないが
一日が過ぎるのがあまりにも早いので
あれよあれよと言う間に今日になってしまった。
さて、11月の中旬に米国から友人が
遊びに来た。あちらに住んでいるときに
仲良くしていた友人である。
せっかくはるばる21時間という飛行時間をかけて
来てくれたので、娘もつれて京都に女子旅行することにした。
紅葉も特に綺麗と言うほどでもなかった。
しかしお寺や神社のダイナミックさは
感動ものだった。
日本の「侘び寂び」は外国人には
理解できないといわれているため、
夫はわざわざ侘び寂びのビデオを
あらかじめ彼女に見せた。
話しながら歩いた。
古い廃れた中にある美しさと寂しさ。
こういった日本人的感覚はわたしは好きだ。

11月の第4木曜日で、学校も仕事も休みになる。
日本の正月のようなものだ。
感謝祭には家族が集まり、
七面鳥、マッシュポテト、スタッフィング、インゲン豆のキャセロール、コーンやパンプキンパイ等、決まった料理が作られる。
わたしは毎年七面鳥を焼かないと気がすまなくなっている。
なぜかというと、七面鳥は焼くのに3-4時間かかるため、
家中が七面鳥を焼くよい匂いに包まれるからだ。
その香りはアメリカで育った人たちにとっては、
小さい頃の思い出、おいしい食事などの懐かしい日々を回想させる。
大晦日に新年のための醤油ベースのおせち料理を作る匂いが
家中をただよう時に感じる気持ちに似ている。
わたしは結婚して25年、殆んど毎年焼いている。それで今年も、
コストコで7キロほどの七面鳥を買い、国際結婚をした友人達を
呼んで感謝祭のポットラックパーティを開いた。
テレビでは感謝祭の後行われるブラックフライデーの買い物商戦
ばかりが放送されているが、これがクリスマスの準備第一歩なのである。
今年もあとわずか1ヵ月!