2014年2月20日木曜日

親バカ

英語に親バカという言葉はない。
親が子を褒めるのは当然だからだ。

日本では親が子を褒めるとき、
必ず「親バカかもしれませんけど」
とか何とか言い訳する。が、
する必要はないと思う。

自分の子供が何かよいことを
したら、誰でもそれを他人とシェアしたい
ものだ。

だらだら自慢話をするのでなく、
「うちの子ね、昨日皿洗ってくれたのよ。」
「あら、よかったね。助かったじゃない」

で、いいと思う。

「○○大学に入学できたのよ」
「よかったね~」

など、他人の喜びに寄り添うことだ。
そうすることで、他人も
自分の喜びに寄り添ってくれるように
なるものだ。

問題はこの国に「自慢は悪」みたいな
風潮があること。

これは宗教的な価値観で、
自慢するな、というのは仏教か
神道の教えだろう。

反対に、聖書の教えに「喜ぶ者と共に喜び、
泣く者と共に泣きなさい。」
とある。

欧米など、キリスト教国では
こういった教えは日常生活の中で
適用されている。

わたしの親はわたしの欠点ばかり
人に言っていた。
それがすごく嫌だった。
他人の前で褒めたりされた
記憶はない。

それに気づかせてくれたのは息子だ。
米国にいるとき、日本式に息子の欠点を
他人に言ったら、「何で僕の悪いところ
を人に言うの?」って聞かれた。

親が子供を悪く言うのと
親が子供を自慢するのと
どちらが子供にとって悪影響か?

親が子供を悪く言うことで
子供はただ悲しくなるか
怒りを貯めるかどちらかである。
親子関係が悪くなることは
目に見えている。

他人に自慢せずとも
子供の良いところを
十分に理解し、言葉で
褒めてやるべきだと思う。

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English Fun Party

 3月31日、4年ぶりにパーティを開きました!! 英語を使ったチャンツ、詩の朗読、劇、歌、手遊びなど、みんなで楽しむことができたと思います。 来年に向けて反省点はたくさんありますが、演じる人も見る人も楽しいパーティにできたらと思います。