うちに来ている高一の生徒が
先日から学校主催の2週間のニュージーランド
旅行兼ホームステイプログラムに
参加している。
2ヶ月以上集中レッスンをし
全部英語で家の中のことから
料理までやったが、まだ足りない感じがした。
直前には緊張した面持ちでの
レッスンだったが、
「ニュージーランドに行ったら
話せるようになる?」との質問に対し、
「いや、自分から話さなければ
話せるようにはならないよ」と答えた。
日本人はどうしても自分の殻に
閉じこもってしまい、
ちょっとしたミスや勘違いなどで
落ち込んでしまうので、
何でも前向きでいるように
助言し励ました。
根が明るい子なので、多分うまくホスト
ファミリーとやっていけると思う。
娘を海外に行かせる彼女の親にも
勇気がいる。心配すればキリがないが
それを置いておいて、子どもの未来と
貴重な体験に賭けるのである。
最近海外留学をしない子どもが増えていると
いうことで、政府が色々働きかけているが、
子どもが行きたいと言う前に、親が危ないという
意識を子どもに植え付けているのではないかと
思う。
親はかわいい子どもには冒険させるべきなのだ。
危ないとか心配とかで、国内に留まり
一生を同じ人種の人間や環境で送る人間に比べ、
何倍も人間の幅が広がり、豊かになることは、
行った本人にしかわからない。
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