2週間前母の余命が告げられた。
突然のことだった。
お腹の調子が悪いとのことで
近所の内科に連れて行ったら
すぐに救急で精密検査とのこと。
お腹のCT,血液検査などを経、
出た結果はすい臓がんだった。
母は5月に手首の骨折、
去年は車の衝突事故で
胸椎や頚椎の骨折をしていて
災難続きだった。
そのため、歩き方のバランスが悪くなり
2年前は毎日散歩をしていたのに
それもできなくなっていた。
歩かないから歩けないと単純に
考えていた。
診察の結果が出てから2週間、
当初病院に行けたのに、
今は体を足で支えることさえできない。
かろうじてポータブルトイレにだけは
移動できるが、今移動しているのは
そこだけ。
病気の進行が早い。呼吸も苦しいという。
母にしてあげられなかったこと
親孝行でなかったことを考えると
お腹に石がずっしりあるように、苦しく
感じる。
実家に家族で移動し、日々彼女の世話を
することになったが、緩和ケアだけで
他に手立てがない。
人には命の終わりがある。
大切にしないと後悔する。
以前に他人にそのように言われ、うるさいと
思ったことを思い出す。
母によい最後を迎えてもらうために
全力をつくさなくちゃ。
日々自分に言い聞かせている。
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