今一番ハマっている動画

 スーパー・ナニー（家政婦）英語の動画です。

Super Nanny https://www.youtube.com/watch?v=E6UQIJJC3mI

ジョー・フロストさんという女性が、家族の問題を解決する動画ですが、

コントロールが効かない子どもたちにどのようにして躾けるかを教えていきます。

彼女のテクニックは本当に役に立つし、日本人も見習うべきだと思います。

悪いことをしたら、必ずコンセクエンスを教える。

子育ては忍耐と努力と継続、そして愛情が欠かせない。

多くの親は子育ての様々なテクニックを知らずに子育てを始めます。

わたしも子供が小さい時にこういった知識がありませんでした。

動画を見る限り、子どもたちの振る舞い酷いものですが、

子どもたちがそういった行動をするのはすべて親の責任です。

子供に対する責任と義務について考えずに、子供の言いなりになる親がなんと多いことか。

子供にコントロールされる前に、子供をコントロールしなければならない。

動画から、いかに家族が、子どもたちが変わるかが、よくわかります。

ジョーさんは30年ものベビーシッター歴から、子育てだけでなく、ペアレンティング（親教育）をもします。

この動画は子育てというより、実は親教育の動画かもしれません。

動画を見て、いかに親が子供に直接影響しているかがわかります。

子は親の反映であり、鏡です。

親が右へ行けば子は右へ行く。

与える食がひどければ、子もひどい食事を欲しがる。

親が怒鳴れば怒鳴る子になる。

暴力をふるえば暴力を振るう子になる。

子にイラつけば、イラつく子になる。

悪いことをしたら口に辛いものを入れる親がいた。それで子供に何を教えているのか尋ねられていたが、何も答えることが出来なかった。辛いものを入れた所で、子供の行動は矯正されないからだ。

ジョーさんの動画は以下のような構成になっています。

両親からジョーへのヘルプをもらいます。ジョーはその家庭に行って一日観察します。

次の日に両親とミーティングをし、ジョーが観察したことをはっきりと伝えます。しつけや親の子に対する対応の欠点など、結構率直に伝えています。

それを変えていくために、両親がジョーに協力することを同意してもらいます。

同意が得られたら、躾のアクションです。ジョーがその家族の中に入り、様々なルールや躾のテクニックを教えます。

状況が少しでもよくなったら、ジョーは3,4日家を開け、両親だけで子どもたちに対応してもらいます。

その様子をビデオに取ったものを、後日ジョーと一緒に見ながら反省の時間を取ります。

足りないことへの補強をするため、再度ジョーはその家族と過ごします。

最後にジョーは家族を去りますが、どの家族もジョーにすごく感謝しています。特に母親はジョーが去ることを悲しみ、子どもたちもジョーにとても懐いて、皆別れを惜しみます。それだけジョーの影響は強いのです。親子だけでなく、夫婦関係も修復することも、多々あるのです。

ジョーが子供のために、夫婦のために、親子のために考えるゲームやちょっとしたトリックはすべて、すごい価値のあるものです。すべての親にこれらを学んでほしいと思います。