2022年12月1日木曜日

英語の習得

 最近Abeme Primeという動画をよく見ているが、英語教育について語り合っている動画があった。小学校3年生から英語を始めると、高校3年までの間に9年間も英語の勉強をしているのに、全然話せない。なぜか。

① 大学の入試はマークシートでリスニングとリーディングしかやらないため、スピーキング力が上達しない。

② 何で英語を勉強するのかがわからない。モチベーションや目的がない。

③ 学校教育に関していえば、小学校では楽しく会話を勉強し、中学ではスペリング、高校では文法、大学の受験が近づくと翻訳の勉強をする。日本には英語の勉強に一貫性がない。

④ 日本は島国で、回りに他国がないから、英語の必要性を感じる人が少ない。

⑤ 本当に話せる先生が少ない。先生も、英語を教える目的が人それぞれ。


今ではAIが何でも翻訳してくれるので、それほど英語が必要なくなったと感じる人は少なくない。それでは、この時代に必要な英語教育とは?どんな英語が必要か?

1 コミュニケーションの英語。人間関係を構築するには、人とのコミュニケーションが大切。これはAIがどんなに努力してもAIと友達になりたいと思う人はいないことから明らか。

2 日本の英語教育に関していえば、10年で英語が喋れるようになる仕組みを作る。

3 間違いを恐れないでしゃべる環境を作る。三人称単数のsをつけ忘れたとか、大文字や小文字の間違いや?マークをつけ忘れただけで減点するようなテストは辞める。

4.小、中学校はスピーキングのみの教育にし、ある程度しゃべれるようになってから、読み書きをする。


本当は、日本人同士が英語を喋ればもっと早いのだが、

間違いを恐れ、人と違ったことをすることを極端に恐れる人種には、これは無理かもしれない。

地方から来た人が東京に来て、ずっと地元の方言を話す人はいない。日本人にとって人と違うことは致命的な痛手なのだ。

しかし、英語が分かるようになるメリットはデメリットよりはるかに多い。

英語で世界の事情を知ることができるのは、何よりもメリットだ。

日本で新聞やテレビから得る情報だけに頼っていると、どんどん情報化社会から後れを取る。

日本の英語教育の改革はまだまだ必要だ。


0 件のコメント:

コメントを投稿

English Fun Party

 3月31日、4年ぶりにパーティを開きました!! 英語を使ったチャンツ、詩の朗読、劇、歌、手遊びなど、みんなで楽しむことができたと思います。 来年に向けて反省点はたくさんありますが、演じる人も見る人も楽しいパーティにできたらと思います。