こちらの午後3時ごろ、娘から電話があった。
向こうは夜中の2時頃。
「吐き気がとまらない。。。」
夕食に食べたピザがあたったのか?
びっくりして寮母やガーティアン(親の代わりの保護者)に
メールしたが、もちろん寝ているから応答はない。
その日はそわそわしながら夜を迎えた。
そして、こちらの夕方(向こうの朝)
寮母からは対処するとのメール。
その日はスクールドクターに処方箋をもらい
薬を飲んだらしい。
水分補給のために、水は沢山飲めと言って
おいたが、スクールナースがくれたのは
ジンジャエールだそうだ。
え?
ジンジャエールが胃腸にいいなんて初耳。
娘は先週春休みで、叔父の家に泊まっていた
その後大学入学試験SATを受けるために
学校近くのガーディアンの家に2,3日泊まった
のだが、そのガーディアンさんが、やはり
おなかの風邪にかかっていたらしい・・・
それをもろにもらってしまった。
わたしはその晩眠れなかった。
何度もラインをチェックして、娘が大丈夫かどうか
確認した。学校から連絡はないか。。など。
こんなとき、時差が13時間というのは
非常に不都合。
朝、娘からラインで熱が39度だって。
え?そんなにひどいの?
不安がよぎった。
たかがおなかの風邪。
水分補給して
十分休めば
直るはず。
ナースと電話。
ガーディアンに付き添われ、
大きな病院で点滴を受けるとのこと。
最初のスクールドクターが
処方した薬が効かなかったらしい。
娘によると、いったん直りかけていたのに、
その薬を飲みだしてよけいおかしくなったと。
29回も吐いてしまったのと、
もう、彼女は十分苦しんだから、
何か、モルヒネを打っている人が
吐き気を抑えるためにもらう薬が
処方したとのこと。。。。
強すぎだろうが!!
クスリ漬けじゃん!
人間の自然治癒力を知らないのか!
私の心はさけぶ。
やぶ医者め!!!
幸い、その強すぎる薬があたりまえに効いて、
娘は次の日には治っていた。
それでも学校は休まなければならず、
寮で一日過ごしたそう。
お昼は食堂にいけないので、
ナースが持ってきた。
それが、バナナ2本、ベーグル、ヨーグルト
だそうだ。
ルームメートからもらったスープも
温めて持ってきてもらったらしいが、
まずくて半分以上残した。
するとナース、それはいけないと
さらにベーグルを持ってきた。
なんでベーグル?
病気にはビタミンだろ!
アメリカの栄養管理、疑問が大きく残る。
それともあのナースがおかしいのか。
寮は一人このような病気の子どもがいると
掃除の人を雇ってかなりの除菌をするそうだ。
ベットのシーツも全部洗えと言われたそう。
精神的に大変な2日間だった。
離れていて娘に何もできない苛立ちと
強いクスリでさっさと解決しようとするアメリカ医療
(日本もそうかもしれないが)にあきれた反面、
忙しい中夜遅くまで病院で付き添ってくれた
ガーディアンさんには感謝しきれない。
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