2018年から小学校3年生、2020年から小学校5年生より必修化となるそうだ。
これによって日本人がますます国際化する社会に対応することができるようになれればよいが、今のような指導を2年や3年早めることが、国際化対応につながるのだろうか?
小学校からもっと話すことに重きを置き、そのまま中学校、そして高校へと話す教育を充実して欲しいと思う。現在の高等学校の英語教育には改革が必要。文法や文の構造中心のテストや単語を100回書かせて覚えさせるなど、書く事に重点を置きすぎる。
小学校の段階で、Tを「ト」と発音したり、「TH」 を「ザ」と発音しないように、きちっとした発音を徹底的に矯正していかないと、最終的に話す自信につながらない。
先生が「赤」をレッド(red)などと言っているのでは、「出発する」の過去形 レッド「led」と発音の区別がつかなくなる。Rではじまる時は口がウの形になっており、Lではじまる時は舌が上の歯の裏についている形で、両方ともラリルレロの「レ」ではない。
日本では中学校になって、「恥ずかしい」が先立ち、英語を話すこと自体を恥ずかしく思う子供も多い。それがなくなるためには、こういった発音で話すことが「普通」になる必要がある。
もちろん英語の目的はコミュニケーションであり、発音は2の次3の次でいいはずなのだが、日本のように、ある一定の線からはみ出すことが気持ち的に許されない国では、ある一定の線に皆をそろえてあげることが英語教育には必要なのではないかと思うのである。
発音は発音記号で覚えたり、フォニックスで学んだりできるはずなのだが、ローマ字を先に教えてしまうため、スペルなどもかえって混乱させている。カタカナも英語を正しく発音することから遠ざけている。
まだまだ前途多難だ。😓
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